沖縄旅行で耳にする機会も多い「あぐー豚」。
けれど、「普通の豚と何が違うの?」「どうして人気なの?」と思われる方も多いかもしれません。
この記事では、我那覇牧場がご提供する商標登録ブランドのあぐー豚について、その特徴・美味しさの理由・飼育のこだわりまでご紹介いたします。
あぐー豚とは?
沖縄在来種をルーツに持つ希少な豚
「あぐー豚」は、琉球在来豚をルーツに持つ沖縄ならではのブランド豚。 体は小柄ですが、赤身が柔らかく脂は甘みが強いのが特徴です。
現代のあぐー豚は在来種をベースに、品種改良を経て、より美味しさと育てやすさを両立した交配種として提供されています。 中でも我那覇牧場が扱うのは、デュロック種(D)×バークシャー種(B)をかけ合わせた「DB交配種」。
肉質と脂質のバランスが非常に良く、多くの料理人からも高評価をいただいています。
「白身」と呼ばれる脂の美味しさ
あぐー豚の最大の魅力は、何といっても脂の質の良さです。
一般的な豚に比べてグルタミン酸やアミノ酸が豊富に含まれ、とろけるような甘みのある脂は「白身魚のよう」と表現されるほど。 また、コレステロール値も低めで、脂のくどさや重たさを感じさせません。
しゃぶしゃぶにすると、脂がスープに溶けだし、コク深くまろやかな味わいに。 まさに出汁が出る豚肉なのです。
我那覇畜産のこだわり—「安心して食べられる豚を育てる」
我那覇牧場で使用しているあぐー豚は、有限会社 我那覇畜産が大切に育てたものです。 ブランド登録もされており、市場にもそう多くは出回らない貴重なあぐー豚です。
こだわりは、育て方にあります。
・麦を主体とした飼料
・ウルカル(与那国島の化石サンゴ)
・よもぎ・にんにく・泡盛のもろみ粕・オリオンビール酵母
・くずパン(ぐしけんパン)再利用のパン粉
ストレスに弱い豚たちが快適に過ごせるよう、豚舎は常に清潔に保ち、のびのびとした環境で愛情を込めて育てています。
「自分の子どもや孫にも安心して食べさせられる豚を育てたい」
これは、我那覇畜産 会長の強い想いです。
我那覇牧場で楽しめるあぐー豚のメニュー
当店では、こだわりのあぐー豚をさまざまな形でご提供しています。
・あぐー豚しゃぶしゃぶセット(一人前から注文OK)
・あぐー豚タン・ウインナー・生ハムなどの希少部位
・お子様用プレートやサイドメニューにもあぐー豚を使用
しゃぶしゃぶで脂の旨みをダイレクトに味わうもよし。 ぎょうざや生ハムで違った食感を楽しむのもおすすめです。
まとめ|“本物のあぐー豚”を、ぜひご体感ください
沖縄に数多くある「あぐー豚」のお店。 その中でも、生産から提供まで一貫してこだわり抜いた我那覇牧場のあぐー豚は、自信をもってお届けできる逸品です。
旅行中の思い出に。 家族の笑顔を囲む食卓に。 そして、大切な人との特別な時間に。ぜひ一度、“本物のあぐー豚”の美味しさをご体感ください。